フタリシズカの実

きょうで6月ももう終わり。
今月は皆様のおかげで1年7ヶ月ぶりに2桁回数アップできました。
有難うございますm(_ _)m。

さて、きのうの16時半頃、今季初めてマンションで
コシアキトンボが旋回しているのを見ました。
例年より遅めのお出ましか~^^。
いつもより2メートル程上空を旋回していました。

きょうは滋賀の山でであった「フタリシズカ」を
お届けします。
「二人静」と書きます。
(余談:「二人静」といえば、両口屋ですが、こちらは
「ににんしずか」と呼ぶ和三盆のお菓子です^^;)

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「フタリシズカ」という名は、静御前とその亡霊の舞姿を
2本の軸にたとえ、名付けられたようです。
花穂が2本、だから「一人静」に対して「二人静」と
私も思っていましたが、実際には穂が1本、2本、3本、4本・・数本と、
まちまちで一定しないそうです。

山野の林下に生え、草丈は30~60センチ程です。

群生しているのもありました。

茎の先に穂状に米粒のような花を付けますが、もう花が終わって
緑の実が付いているようです。

センリョウ科の植物です。

ニリンソウ

ここ数日前から市街で植栽されたハマユウの白い花をよく見ます。
この季節、白色や青系の花が爽やかですね^^。

きょうは滋賀の山に咲く植物に戻ります^^;
滋賀の山に行ったのはかれこれひと月前、時々脱線するので(笑)、
そして、まだ調べがついていない植物もあり掲載がままなりません^^;
まことに遅れ、あいすみませんが、ご用とお急ぎでない方は、
もう少しおつきあい下さいませm(_ _)m。

さて、林の縁にポツポツと咲いてた「ニリンソウ」をお届けします。
ニリンソウといえば”ふたり~は二輪草~♪”というあの歌が
ありましたね^^。

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上から撮った写真です。
花の大きさは2センチ程です。ちょうど1円玉の大きさです^^。

ニリンソウといいますが、茎の先に1個、もしくは2個の花を
付けていました。
下の写真のは、1本は花がとれていましたが・・。

図鑑によると、4個まで花を付けることがあるそうです。

また、葉は3枚が輪生し、柄がなく、それぞれが深く切れ込んでいます。
そして、葉に、しばしば小さな班が入ります。

花びらに見えるのはガク片だそうで、5枚、もしくは6枚のがありました。

6枚のもの↓

図鑑によるとガク片が7枚のものもあるそうです。

白色のが多いですが、ピンク色がかったものもありました。

雌しべは多数ありましたが、実は数個しかできないようです。

北海道~九州に分布します。

キンポウゲ科の植物です。

ロウムシ

今年はゴーヤの苗を植えるのが遅かったので、今朝、今季初めての
ゴーヤの花が2つ咲きました。
ふと、レモンの木を見たら、葉に白い綿?のようなものが見えました。

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何?と思って触ってみると、綿ではなくて硬いものでした。

連れ合いに聞くと、ロウムシじゃないか?とのこと・・。
ロウムシ?初めて聞く名です。

早速、ググッてみました。
そうしたら、ロウムシはカイガラムシの一種でした。
カイガラムシといっても大きさや形などは様々とのことで、
名前が付いている種類だけでも400種以上おり、実際はその倍くらい
存在するらしいです。

アップにしてみました↓

お椀のように丸く盛り上がったのがロウムシ類のようです。
柑橘類に付くロウムシ類にはルビーロウムシ、ツノロウムシ、
カメノコロウムシの3種があるそうです。

ルビーロウムシ、ツノロウムシはいずれも蝋質物が成虫で4~5ミリ程と
あったので、これは成虫で蝋質物が9~10ミリ程の大きさがあるので、
ツノロウムシかな?

葉から外してみたら、こんなふうでした。↓