バイカモ

いつも通る道で、センダンの花が曇り空になじんで咲いていました。
雨が降ったり止んだりで、少し蒸し暑い感じもした一日でした。

さて、先週、思いがけず近江のバイカモの写真が撮れたので、
きょうはそれをお届けしたいと思います。

「梅花藻」と書きます。
梅の花に似た白い直径1~1.5センチ程の小花を咲かせる
ことから名付けられました。

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民家の中を流れる湧き水の清流の中に、小さく白い花が
点々と水中で咲いていました。

水面から出て咲いているのもありました。

バイカモはずっと以前に柿田川で見たことがありますが、
清流でしか育たない水草です。

豊富な水量で、花も水中で泳いでいるかのようでした。

貴重な淡水魚である「ハリヨ」もいるそうですが、
それは見ることはできませんでした。

キンポウゲ科の沈水植物です。

オニシバリの実

スーパーでケムリノキ(煙の木)が売られていました。

きょうは面白い名前の「オニシバリ」をお届けします。
「鬼縛り」と書きます。
樹皮の繊維が丈夫で、鬼を縛ることもできると言うことから
名付けられました。
夏に落葉して幹だけになってしまうので、ナツボウズという
別名があります。

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林内に生える低木です。

葉は長楕円形で枝先に集まって互い違いに付きます。

緑の実は熟すと赤くなるそうです。

本州(福島県以西)、四国、九州(中部以北)に分布します。

ジンチョウゲ科の植物です。

ウマノアシガタ

今朝の金環日食、ご覧になられた方も多いことでしょう^^。

きょうは、太陽のように光る黄金の花、「ウマノアシガタ」を
お届けしたいと思います。
「馬の脚形」と書きます。
山麓の日当たりの良い湿った草地に生えていました。

 

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草丈は30~50センチ程でした。

 

ほっそりとした茎に光沢のある黄色の花を付けます。

葉は掌状に3~5裂に切れ込んでいます。
最上部に付いている葉には柄がなく、基部まで裂けており、
細長い葉が5枚付いているように見えます↓

茎や葉、柄など良く見ると全体的に毛が多く、ガクには
フサフサとした長い毛があります。
少しわかりづらいですが、ズームしてご覧ください。↓

実が付いたものもありました。
二つ見えますね。↓

花の直径は1.5~2センチ程で、花びらは5枚でガクも5枚です。

キンポウゲの仲間には有毒植物が多く、ウマノアシガタも有毒です。

あっ、アブがやってきました。

クロハナアブの一種のようですが・・^^;
どなたか正しい名前がわかる方はいらっしゃいませんか?
教えていただけるとうれしいです。

北海道、本州、四国、九州に分布します。

キンポウゲ科の植物です。