「虫こぶといえばイスノキ」と言われるイスノキ。
過去記事はこちら→イスノキの虫こぶ
このイスノキの花を撮ることができたので、さっそくご紹介しましょう。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
イスノキは高木だそうですが、これは目の位置に赤い花があったので
気づきました。
最初、蕾のように見えましたが違ってました^^;
赤く膨らんでいるのは雄しべの葯で、中に花粉が入っている部分だそうです。
わかりにくくてしみませんが、一番上に見える2本の糸のようなものが
雌しべの柱頭です。
また、雌しべがあるのは先端の花だけで、下の数個ほどの花には
雄しべしかありません。
イスノキの花には花びらはありません。退化したんだそうです。
数日後にまた行って見ると、もうほとんど花は終っていました。
赤い葯は開いて花粉を出し終わり、すっかり黒ずんでいました。
この花を見られる期間は10日~2週間ほどのわずかな期間のようです。
本州(関東南部以西)、四国、九州、沖縄に分布するそうです。
花粉を包んでいるものは、花びらではないんですね。
それに雌しべは先だけにしかないとは・・・不思議な植物だなぁ。
雄しべが大事に花粉を育てて、短い期間に、
少ない雌に一生懸命飛ばすんでしょうね^^
miniさん、こんばんは。
不思議な植物、いっぱいありますね~、それもひとつひとつ違う・・、
すごいなぁっていつも感心します^^。