マンションの植木鉢にはまだ少し雪の塊が残っています。
その中からピンクのガーデンシクラメンが半開きで、けなげに
頑張って咲いています。
実家の庭のニホンズイセンも雪の中から蕾を少し開いていました。
さて、きょうは「ムサシアブミの実」をお届けします。
林下に「武蔵鐙」の実がまだ付いていました。
2本の茎の間にある独特の形をした花(仏炎苞)の形が、昔、
武蔵の国で作られた鐙(馬に乗る時の足置き)に似ているので
名付けられました。
まだ、三つでひとつの葉があるうちは、実は緑色でした(11月)↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
実が赤く色付く頃になると、実の重さで地面に倒れてしまいます(1月)↓
テンナンショウ、ウラシマソウ、マムシグサなど、この仲間は
実だけでは種類を見分けられないので、花や葉があるうちに
要チェックですね。
関東以西の本州~琉球に分布します。
サトイモ科の植物です。