ユッカ

2日ほど前、マンションのケヤキの上でギーッという声がしました。
コゲラでした。木は葉を落としているので、バッチリ見えました^^v
ここ数年来、寒くなるといつも姿を見ます。

さて、きょうは「ユッカ」をお届けします。
ユッカといえば・・
私が出た中学校の通用門の横にユッカが何本もありました。
「君が代蘭」とも言われるユッカは美術の写生の時間に描いた
覚えがあります^^;
剣のようなシャープな葉が、未来に向かって元気に力強く伸びていく
若者にたとえられたのでしょうか?・・、
園芸店では「青年の樹」として販売されています。

昔から庭木としても植えられていたユッカは、元来は海浜植物です。
植物園の温室の前にも植えられていました↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さは1~2メートル程。

濃緑色から灰緑色の葉は先端が剣のように鋭く、硬いです。

花は薄くクリーム色がかった白で、スズランのように釣鐘状の
下を向いた花が咲きます。
葉の上に落ちていた花を調べたら、花びら6枚、雌しべ1本、
雄しべ6本でした。

北アメリカ西南部原産です。

ユリ科の植物です。

ハマギク

こちらは、どんよりとしたお天気です。
クリスマスまであと1週間ほどですが、今年は全然その気になれません。

さて、きょうもキクをお届けします・・「ハマギク」です。
「浜菊」と書き、名のとおり、茨城県~青森県の太平洋側岸の浜に
生える菊です。

白いハマギクには海崖の岩肌に青い空がバックだと最高ではないかと
思うのですが、 今回は残念ながら植物園で撮った写真でお許しを^^;

ハマギクは日本の固有種で、その可憐さ、美しさが愛でられ、
江戸時代から栽培されていたそうです。

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茎の下のほうは木質化して越冬し、春にその先から新しい茎を
伸ばします。
へら型でやや厚く艶がある葉は、葉柄がありません。
そして縁にギザギザがある葉が互い違いに段々に付くのが特徴です。

キク科の植物です。

キバナノジギク

きょうは暖かいとの天気予報だったので、ダウンコートをやめて
ウールの背抜きのコートを着て出かけたら、結構、風があって
寒かったです(~-~;)。

さて、きょうは、晩秋から初冬にかけて咲く「キバナノジギク」
をお届けします。
「黄花野路菊」と書きます。
野路菊は栽培菊の原種で、その黄花種を指します。

兵庫県以西の本州~九州の海岸に生えます。
この写真は植物園で撮りました↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

名前は野路なのに海岸に咲くそうです。

葉裏は白っぽいです↓

キク科の植物です。