松虫考

とってもいいお天気で~す。
皆さん、いかがお過ごしですか~\(^o^)/

さて、先日アップしたマツムシソウの名の由来云々ですが、
遅くなりましたが調べたことをご報告しますね(^^;)
>花が咲き終わったあとに残る坊主頭のような形が
松虫鉦(まつむしかね)とよばれる仏具の形に似ているから・・
とのことで、松虫鉦を調べましたが、どうやら仏具ではなく楽器で、
歌舞伎の音響効果に使われる鉦のことらしいです。
鉦とは諺(ことわざ)にある「鉦や太鼓をたたいて探す」の鉦です。

さて、松虫鉦の”松虫”とは、 木の板に伏せ鉦を二つ並べたもので、
撞木(しゅもく)→鉦をたたく道具、木魚をたたくバチ?を小さくした
ような形のもの・・でチャリンチャリンと打って音を出す。
高く、軽い感じの音で松虫の擬音のような音がするそうです。
あ、鉦とは金属製の当り鉦をより小さくしたものです。
紐がついていない代わりに足が3つ付いていて、
台に置いて打つとのこと。
サイズの違うものを複数使用することもあるそうです。

こちらをご覧ください→ 松虫

 

ネットでいろいろ調べたのですが、かなりハマリ、ただでさえ、
おぼつかない頭がよけい混乱をきたしましたヨロヨロ~~~_(・_.)/
強いて私見をまとめれば、以下のとおりです。
その前にブレイク・タイム!
ちょっと一輪、マツムシソウ~♪

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

歌舞伎の松虫鉦の音がマツムシの鳴き声に似ていて、
その松虫鉦の形がマツムシソウの花の形に似ていたので、
マツムシソウになったのかな。
マツムシソウが咲いたときの花の形は婦人用の帽子の形にも見え、
伏せた鉦の形にも見えませんか?(^^;)

一度、歌舞伎の松虫鉦の音色を聞いてみたいものです。
どんな演目の時、使われるのかな?

その他、その昔、マツムシはスズムシだったetc.・・調べていくと
よけいハマリそうなので、先を急ぐ身としては・・(いずこへ?
ご期待どおり突込みますヘ(__ヘ)☆\(^^;ナンデヤネン
このへんでマツムシ考はお開きにさせていただきます_(・_.)/ コケッ。

*末筆ながら・・
私のつたないど~でもいい話に興味を持って、松虫鉦について
調べていただいた方には、この場を借りて御礼申し上げます。
また、違うご意見がありましたらお知らせくださいねm(_ _)m

おまけ:

2 Replies to “松虫考”

  1. いや~、面白いですね。
    マツムシソウの名前の由来は奥が深い!
    マツムシソウの咲く時期と松虫の鳴く時期が同じかな、と思いましたが、
    生息する場所が違いそうですね。
    そういえば松虫の鳴き声を、久しく聞いていません。

  2. きのこ山さん、こんばんは。
    スズムシの声は聞くのですが、マツムシの声はとんと聞きませんね~^^;
    植物短歌辞典をめくったら、長塚節がマツムシソウを詠んでいました。
    <うれしくも分けこしものか遥々に松虫草のさきつづく山>
    これは明治38年9月6日に島木赤彦らと共に霧ケ峰に登った時に詠んだ歌で、
    歌碑が諏訪市の霧ガ峰薙鎌神社前にあるそうです。
    松虫草の群落が目に見えるようです・・。

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