ツルシロカネソウ

先日、前々から行きたいと思っていた南アルプスの麓
(1500メートル)に、やっと行くことができました^^。
下のお天気はよかったのですが、上に行くほどガスが出て寒かったです。
途中の山道は落石が多かったです(汗)
でも景色がとても良く、新緑がまぶしく気持ちよかったです。
林道沿いにはヒメウツギやオオカメノキなどの白い花や
ヤマブキの黄色の花も見え隠れしていました。
そして、林の中に入ると、 ワチガイソウやヤマエンゴサクなどがお出迎え~♪
マイヅルソウの蕾も見られましたよ^^。

さて、きょうはここで魅せられて一番写真をたくさん撮った
「ツルシロカネソウ」をお届けします。
「蔓白金草」と書きます。

地下茎が長く横に匍匐枝を出して伸びるので、
ツルが頭に付いた名になったようです。
林のそこここに点在していました。
まずは一枚・・朝露が招く光を浴びて~♪

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

まだ、眠いのかな?ややうつむき加減ですね。
なんと、花びらに見えるのはガクだそうです。
ガクの外側に薄く赤紫っぽい筋が見えますね。
三枚でひとつの葉の縁にはギザギザがあり、
表面はやや波打っているようです。

だんだん開いて、中が見えてきましたよ^^。

白っぽい5枚の花びらのように見えるのはガクで、
本当の花びらは5つの橙黄色のしべのように見えるものだそうです。

ほぼ全開したようです。
花の直径は1~1.5センチ程で、背丈(10センチ程)の割りに
花が大きく、横向きに咲きます。
もっとアップにしてみましょう↓

本州(神奈川県~奈良県)の太平洋側に分布するそうです。

キンポウゲ科の植物です。