「セツブンソウ」を見た帰りに川沿いの林の縁で
「コセリバオウレン」を見つけました^^v
「小芹葉黄連」と書きます。
セリのような葉を付ける オウレンという意です。
最初、オウレンの変種のセリバオウレンかと思ったのですが、
下の写真のような葉(3回3出複葉というそうです。)を持っていたので、
同じく、オウレンの変種の「コセリバオウレン」だと思います。
*複葉についてはこちらをご覧ください→複数の葉の形
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは10センチ程です。
茎を伸ばし、径1センチ程の白っぽい花を3つ程付けていました。
じつは白い花びらのように見えるのはガクだそうです。
雄花の雄しべは、花粉を出す前は中央に集まっていますが、花粉を
出し始めると、外に向かって倒れていき花火のように雄しべを広げます。
両性花には雌しべと雄しべがあります。
5枚の細い花びらのように見えるのはガクで、その内側の短い、
やや黄色っぽい9枚が花びらだそうです。
そして、その内側に雄しべ、真ん中が雌しべです。
両性花は雄花に比べて黄色っぽいことが多いそうです。
雄花と両性花が同じ株に咲いているものを、見つけました。
今回まわった場所では雌花は見つかりませんでしたが、
雄花をつける株と両性花をつける株、雄花と両性花を
つける株を見つけることができました。
本州の太平洋側の林に分布しているそうです。
キンポウゲ科の植物です。