先日、きのこの観察会に出かけ、きのこを探している時に偶然
見つけた黒い実、きょうはこの「ケヤマウコギ」を紹介します。
「毛山五加木」と書きます。
葉に毛が多く、山にあるウコギなので名付けられました。
茎に刺があり、その幅が広くて大きいため、別名オニウコギとも
呼ばれるそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
これは高さ1.5メートル程でしたが、3メートル程になる落葉の低木です。
葉の両面、特に裏面に細かい毛が多く、ざらついていました。
球形の実は直径2~3センチ程でした。
葉は掌を開いたような形で5枚でひとつの葉からなり、長い柄があり、
葉の縁にはギザギザがあります。
茎に扁平な刺がまばらに生えるそうですが、写真↓右上のがそうかな?
北海道~九州の山地の林内に生えるそうです。