すっかり秋めいて、我が家のベゴニアの花も終盤を迎えました。
きょうは、池のほとりに咲いていた「ヒメシロネ」をお届けします。
「姫白根」と書きます。
太い地下茎が白いことから名付けられたそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉の脇に小さな白っぽい小花が数個、茎の周りをぐるりと取り囲む
ようにして咲いていました。
高さは30~70センチ程でした。
唇形の花の直径は5ミリ程、ガクは先が尖っています。
白っぽい花は下の花びらに赤紫の模様があります。
雄しべは2つありました。
直立した茎には縦に筋があり角張っています。
縁に鋭いギザギザがある細長い葉は、向かい合って付いていました。
葉裏は白っぽく見え、葉脈が浮き出ていました。
北海道~九州の湿原のまわりなどに分布します。
シソ科の植物です。