まだ、午後三時頃までは残暑が厳しいですね~^^;
きょうは、きのう湿地で写した「ミズトンボ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「水蜻蛉」と書きます。
高さは40~90センチ程でした。
別名はアオサギソウというそうで、サギソウと同じ仲間です。
1.5センチ程の花の色は緑白色でパッとしませんが、花びらの一部が
3裂して細い線状になり、十字架のようにも見えてとてもユニークです。
その形がトンボのようだと言うことからこの名が付いたそうです。
花の真ん中辺りには2つの褐色の部分があり、ここは
葯と呼ばれ花粉が入っています。
そして、葯の下から2本の角が出ているのがわかりますか?
ここは柱頭だそうです。
また、花の後ろ側から距と呼ばれる突き出た部分が伸びていますが、
先が球状に膨らんでいます。
葉は下の方に互い違いに付いていて、線のような細長い形です。
北海道~九州の日当たりの良い湿地に生えます。
ラン科の植物です。