日中、まだ蒸し暑いですが、吹く風もどこか秋めいてきました。
きょうは「コバノカモメヅル」をお届けします。
「小葉の鴎蔓」と書きます。
カモメヅルより葉が狭いことからこの名が付いたそうです。
が、カモメヅルはまだ見たことがありません^^;
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
つる性で、葉は向かい合って付き、直径7~9ミリ程の
暗紫色をした星型の花を付けています。
花びらは5つに細く深く裂け、先端はややスクリュー状に
捩れています。
白っぽい中央部のまわりには、花びらと同じ色の小さな
副花冠があります。
「副花冠」とは、花びらと雄しべの間にある花びらに似たもの
をいいます。
本州の関東地方、中部地方、近畿地方の山野の草原や湿地
に分布します。
ガガイモ科の植物です。