ダイオウショウ

近所の白梅は散りかけていましたが
明日から市の農業センターでは「枝垂れ梅まつり」が
始まりますね。
先日、行った時は三分咲き程でした。
きょうは午後からお雛様を飾りました。
赤い毛氈に金屏風、部屋の中がパッと明るくなりました(*^^*)。

きょうは「ダイオウショウ」をお届けします。
「大王松」と書きます。
北アメリカ原産です。
日本へは大正元年(1912年)に渡来しました。
松の仲間では世界一長い葉を持つことから、
「大王」と称され、別名は「ダイオウマツ」です。

成長は遅いですが、高さ20~40メートルになります。
常緑高木です。

樹皮の様子↓

葉の様子↓

ダイオウショウは葉が三本一組で生じる「三葉松」。↓

マツ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「シジュウカラ その3」です。
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モミジバスズカケノキ

地下鉄に乗り名駅に行ったら、やたらスーツケース姿が
目につきました。
冬休みに入り、年末年始に旅行する家族のようです。
明日から新幹線は指定席予約のみだそうです。

きょうは「モミジバスズカケノキ」をお届けします。
街路樹の他、公園で見かける落葉高木です。
写真は11月末に栄で撮りました。↓
(この頃はまだ葉は緑色でした。)

葉は掌状に浅く3~5裂し、縁には不揃いの粗い
ギザギザがあり、3主脈が目立ちます。
アメリカスズカケとスズカケノキの交配種だそうです。

別名はカエデバスズカケノキ、プラタナスです。

プラタナスといえば・・
シューベルツの「風」という歌を思い出します。
(^^♪
プラタナスの枯れ葉舞う 冬の道で
プラタナスの散る音に 振り返る~♪

(作詞:北山修、作曲:端田宜彦)

☆「モミジバスズカケノキの実」↓

径4センチ程の球形の実は普通、木に縦に2~3個
連なるか、枝分かれしてぶら下がり、黄褐色に
熟すとバラバラになり、綿毛ばかりになります。

樹皮は大きく薄く剥がれて、まだら模様になります。

スズカケノキ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「ヨシカレハの幼虫」です。
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ヒマラヤスギ その2

晩秋の一日、皇帝ダリアやヤツデの花が咲いています。
マンションには庭師さんが入り、冬支度です。
きょうは公園にあった「ヒマラヤスギ その2」をお届けします。

スギと名が付きますが、マツの仲間です。
樹形が美しく、ナンヨウスギ、コウヤマキと共に
世界3大庭園樹とされます。
成長が早く、樹高は25メートル以上にもなります。
木のてっぺんが尖った円錐形の樹形で、
遠くから見るとクリスマスツリーのようです。

花期は秋です。
雄花序が見られました。

・・・

・・・

雄花序は花粉散布後、落下します。

雄花の過去記事はこちら→ヒマラヤスギ

雌雄同株です。
雄花序のみ、雌花序のみ、雌雄両方の花序をつける
木があります。
雌花序は1センチ程で非常に小さくて高所に付き、
なかなか見ることは難しいようです。
また、雌花序は開花から約半年後に急に大きくなり、
熟した球果になるそうです。

茶色の球果は樹上でも比較的見つけやすく、
長さ6~13センチの大きな松ぼっくりです。

マツ科の植物です。

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