モミ その3

きょうはお天気がよく、猿投山も一層はっきりと見えます。
お彼岸の中日が悪天候で行けなかったので、きょうお墓参りに
やっと行ってきました。結構、人出があり駐車場も満杯でした。
帰りに、初めて平和公園を散策してきました。
草地には赤トンボがいっぱい飛んでいました。

さてさて、またモミの続き・・
葉の裏には2本の白色の縦線があり、この部分に気孔があるそうです↓

また、葉の先は丸いのですが、ルーペで見ると先端が真ん中で
へこんでいました。
まるで作り物のように見える葉は堅いのですが、触っても痛くありません。

おまけ:モミの小枝の写真↓

その他、モミは常緑の針葉樹で、諏訪大社の6年毎の「御柱祭」で
御柱として立てられます。
ちょうど今年行われましたね。

別名は「臣の木(おみのき)」と言い、これが変化して
「もみのき」になったという説もあり、他にも
風にもみ合うところから「揉む」を語源とする説、
萌黄が美しいからとする説など名の由来については諸説あるようです。

秋田県以西~屋久島に分布します。

マツ科の植物です。

モミ 

秋分の日のきょうはきのうと大違いのお天気で、
朝から雷雨となり、気温も大幅に下がりましたね。

さて、先回の続き・・
やや暗い社叢を歩いていたら、見上げるようなモミ の木に
出逢いました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

木のそばにこんなものが落ちていました・・↓

モミの実でした。
14センチ程ある、まだ若い実でした。
誰かが落としたんでしょうね。
松かさのようにそのままの姿で自ら落下することはないそうです。
また、こんなものも・・↓

実の一片かな?
あたりを見回すと、あちらこちらにこの鱗片が落ちていました。
モミの赤褐色の樹皮を確認しながら、リスのしわざかな?と
思いつつ・・、きょうはここまで・・m(_ _)mペコリ。
この続きは次回のお楽しみに・・(~_~;)

ドクウツギ

林縁に赤と黒の目立つ実を見つけました。
「あっ、これ、ドクウツギだ!」と連れ合いが教えてくれました。

きょうは「ドクウツギ」をお届けします。
「毒空木」と書きます。
毒があり、幹が空洞であるウツギ(空木)に似ている事から
名付けられました。

雌雄同株の落葉低木で、高さは1~1.5メートル程でした。
茎は、根元から株立ちしていました。

葉には3本の葉脈が目立ちます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

赤い枝も見えます。

実は径1センチ程で、だんだん赤くなり、熟すと黒紫色になります。

実には放射状に5本の筋が入っています。

甘くて美味しいそうですが、猛毒ですので絶対に食べてはいけません。
ドクゼリ、トリカブトと並んで日本三大有毒植物の一つだそうです。

茶色のは種子のようですが・・。

北海道~近畿以北の川原や山の斜面の日当りのよい場所等に自生します。

ドクウツギ科ドクウツギ属で日本では一属一種のみだそうです。