チャンチンモドキ

きのうはひとり寂しく「豆まき」をしました^^;
きょうは「立春」、外出の時はダウンコートを脱ぎ捨てたくなる
ような、まさに春のような日和でした^^。

きょうは植物園にあった「チャンチンモドキ」をお届けします。
「香椿擬」と書きます。
センダン科のチャンチンに姿が似ているため名付けられたそうです。

大きなものでは30メートルにもなる落葉高木です。
これは10メートル程でした。↓

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近くに行って見上げました。↓

樹皮はこんなふうで縦に割れそうです。↓

実が付いているのもありました。↓

雌雄異株で、実は2.5センチ程の大きさです。

5月に5ミリ程の小さくて赤っぽい花をつけるそうです。

熊本県、鹿児島県に稀に自生するそうです。

ウルシ科の植物です。

オオカメノキの冬芽

朝起きたら、また、家々の屋根や木々の葉がうっすらと雪化粧。
今はまた鈍色の空から雪がチラチラと・・。
今年はよく雪が降ります^^;

きょうは先日撮れたオオカメノキの冬芽をお届けします。
「大亀の木」と書きます。
葉の形が亀の甲羅に似ているので名付けられました。

別名は葉が虫によく食べられることからムシカリともいいます。
ムシカリの花と最初に出逢ったのは、数年前の5月の鈴鹿だったと
思いますが、今でもあの白い花が忘れられません・・。

さて、今回オオカメノキの冬芽を初めて撮りましたが、
花芽と葉芽があります。

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花芽は真ん中ので、球形をしています。
葉芽はVサイン。
花芽のアップ↓

表面には褐色の毛が密生しています。
両側に伸びる羽のようなものは葉芽です。
幼い2枚の葉が向き合っており、葉脈が見えます。
バンザ~イしてるような姿。

また、この写真では、まるで幼い羊?のような顔にも見えます↓

北海道~九州の山地に分布します。

スイカズラ科の植物です。

トチノキの実

今朝、家々の屋根にうっすらと雪が積もっていました。
今年は庭の木の実が早くなくなるとのこと・・そう知り合いから
聞きました。
山の木の実が少ないのか?今年は早くに鳥が里まで降りてきて、
ついばんでしまうからなのかしら?

さて、きょうは人の食用にもなる「トチの実」をお届けします。
トチの実↓

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縄文時代から食べられていたと言われます。
文字通り、栃の木に成る実です。
トチノキの実はデンプンやタンパク質を多く含みます。
見た目がクリの実にそっくりですが、なかなかそう簡単に食べられる
ようにはなりません。(大きさは大きめの栗くらい)
実には苦味や渋みの素のタンニンやサポニンが含まれているので、
これらを取り除かないと食べられません。
トチの実と殻↓

栃の実を何日も水に晒して皮をむき、灰汁を抜くなど多くの工程と
日数をかけて、やっともち米と共についた栃餅や栃の実煎餅などが
できあがるようです^^;

どんな動物がトチの実を食べているのかな?ってちらっと思いました。
また、数年前に伊那の温泉に行った時、土産物コーナーに栃の実煎餅が
おかれていたのを思い出しました^^。