ボダイジュの花

先日、某美術館のぐるりを歩いていた時、黄色っぽい
小さな花がいっぱい舗道に落ちていたので、上を見上げると・・
大きな木に黄色い花が満開!
うわっ、見事!

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ボダイジュの花でした!
まさに見頃!
きょうはこの「ボダイジュ」をお届けします。
「菩提樹」と書きます。
木いっぱいに花を咲かせているけれど、
手を伸ばして花を接写しようとしてもなかなか難しい。

中国原産の落葉高木で高さは10メートル程です。
幹はやや紫色を帯びた暗灰色とでも言おうか、
縦に割れ目が入ります。

葉は互い違いに付き、長さ5~12センチ、幅4~9.5センチの
三角形状で基部はハート形、縁に鋭いギザギザがあります。
葉表は濃い緑色、葉裏は灰白色です。
淡黄色の花を咲かせ、花房の元の部分に長さ5~12センチの
へら形の苞があるのが特徴です。↓

花期は6月。

シナノキ科の植物です。
(APG分類ではアオイ科)

ボダイジュの実の記事はこちら→ボダイジュ

エノキの若い実

先日、アーティチョークの花を
いただいたので花瓶に飾りました。
力強くエネルギーにあふれた花です。

さて、きょうはエノキの若い実をお届けします。
「榎」と書きます。
木偏に夏と書くエノキは、夏に涼しげな木陰をつくって
くれるという意味合いとか・・名の由来には諸説あるようです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さ20メートルほどになる落葉高木です。
よく枝分かれして、樹冠は横に広がり、半円球です。

エノキは一里塚によく植えられた木です。
また、オオムラサキやゴマダラチョウの食葉で有名です。

葉は互い違いに付き長さ4~9センチ、幅2.5~6センチの
広楕円形で、厚くて両面ともざらつきます。
葉の先は急にとがり、基部は広い楔形で左右非対称です。
三主脈が目立ち、側脈はギザギザの先端には達しない。

実は直径6ミリ程の球形で、9~10月に赤褐色に熟し、
甘くて鳥に好まれるようです。

樹肌はこんなふうです。↓

本州、四国、九州、沖縄に分布します。

ニレ科(APG分類ではアサ科)の植物です。

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ユリノキの花

信号待ちの時、角の公園に色とりどりの
ユリの花が咲いていました。
アジサイやハナショウブの花もそこここに・・。
今朝、ベランダからの直送品、今年初めての
キュウリが食卓に並びました。
と言っても1本のみですが・・(^-^)ゞ
やはりとれたてにまさる美味はない!
ですネッ(*^-゜)v♪

さて、きょうはユリの花ではなくて(^^;) 、
「ユリノキの花」をお届けします。
20~30メートルになる落葉高木です。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

黄緑色の花の直径は5~6センチ程。
花びらは6枚、淡黄緑色で、花の付け根近くに
オレンジ色の斑紋があります。

ガク片は3枚あり開花時には反り返ります。
花期は5~6月です。

樹皮はこんなふうです。↓

北アメリカ原産で、明治初期に渡来しました。

モクレン科の植物です。

過去記事も併せてご覧下さい→ユリノキの実

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