先日、農業センターで無農薬のナスタチュームが切り花で
売られていました。
もう、冬を通り越して春の雰囲気でした♪
ナスタチュームはエディブルフラワー(食用花)でもありますね。
早速、買い求め、コップに挿して鑑賞した後に、さっと茹でて
いただきました。
根に近い方の太めの茎はやや硬めでしたが、あとの茎は三つ葉の
茎のような食感でした。
葉は少しとろっとぬめりがありました。
蕾や花は少し甘く、全体的にはピリリと程よい辛味がありました。
結構イケると思います。
さて、本日の記事・・。
連れ合いが美濃加茂へ行った時に川辺の林にあったムクの実を
見つけ、持って帰りました。
そのムクノキの実をお届けしたいと思います。
黒く熟した実がいっぱい付いていました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
横に張り出した枝にも沢山の黒くなった実が付いていました。
ムクノキの実は1センチ程の丸い実で秋に黒く熟します。
連れ合いは祖父から「ムクの実は美味しいぞ」と教えられたことが
あったことを思い出し、鳥さんには悪いけど少し頂戴してきました。
生まれて初めて食べてみました^^。
シワシワで硬くなった実は、味も無味乾燥であまり美味しくなかった
ですが、柔らかくシワシワになった実は、プルーンのような甘味と
酸味があり、干し柿のような熟成した格別な風味でした。
余談ですが、ムクドリの名もこの実を求めて群がるところから
きているそうです。
向かって左の「ム」は実、右の「ク」は種です。↓
種は口の中でジャリジャリした感触でした。
葉は葉脈が平行に走り、縁にギザギザがあり、表面は細かい剛毛を
密生しているのでザラつきます。自然のサンドペーパーです。
ニレ科の植物です。
その他、ケヤキとエノキ、ムクノキをニレ科三兄弟と言います。
エノキは実が美味しいので、江戸幕府が街道の一里塚に旅人のために
植えたそうです。
是非、あわせてご覧下さい。↓
過去記事はこちら→ムクノキ