6月に入り、4日に毎年恒例のコシアキトンボの姿を
マンションの庭で見ました。
そして、昨日(8日)こちらは梅雨入り宣言が発表されました。
きょうの記事は5月末に行った八曽山の植物です。
山地の林縁にナツハゼに続き、「バイカツツジ」を見つけました。
「梅花躑躅」と書きます。
花がウメの花に似ているため名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは1~2メートル程の落葉低木です。
樹形は全体に細くひ弱な感じがします。
枝は灰褐色で細く、枝先に集まって互い違いに葉を付けます。
葉は薄く、葉柄に長い毛があります。
葉表には毛が散在し、葉裏の主脈上には長い毛があります。
花は直径2センチ程で、5つに切れ込んで反り返っています。
そして花には白地に紅紫色の斑点があります。
それが赤い輪のようにも見えます。
雌しべは1本、雄しべは5本ありますが、うち下3本は長くて
目立ちます。
また、花の真ん中には白い綿毛が見えています
北海道南部から本州、四国、九州に分布します。
ツツジ科の植物です。