セリバオウレン

昨日は朝から照ったり曇ったりで寒い日でしたが、久しぶりに
フィールドに出かけました。
途中の道路には只今の気温5度の表示あり。さぶっ!ぶルルル~。
アラレも途中で降りだしてきました。

きょうは、昨日出逢った「セリバオウレン」をお届けします。
「芹葉黄蓮」と書きます。
葉の形がセリに似ているオウレンなのでセリバオウレンと名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉が2回3出複葉が特徴です。
(2回3出複葉については過去記事のコセリバオウレンをご覧ください。)

冬のフィールドに出たものの、なかなか花のある植物を見つけられず、
諦めて帰ろうかと思いつつ、それでも下ばかり見ていると(笑)
何だかセリのような葉を付けた植物があちこちに・・。
帰り際ギリギリになんと薄暗い林床に白い花をつけていたのを発見!
ラッキー! 「セリバオウレン」でした!

よく見ると次々と周りに開花株が・・。

ひとつ見つけると芋づる式に・・こういうことはよくあることです。

せいぜい径1センチ程の小さな花です。
草丈は4~7センチ程で、茎は赤紫色でした。

花びらよりも長くて先のほうが尖り、基部のほうがやや広い白いガクが
5~7枚あり、ガクも花びらのように見えてしまいます。

本州と四国に分布します。

昨日は冬の林床の光景の中で春の足音を聴くことができ、
とてもうれしい日でした^^。

キンポウゲ科の植物です。

過去記事はこちら→
コセリバオウレン