昨日は絵画展に行って来ました。
途中、車窓からイチョウの緑~黄色のグラデーションが見え、
季節の推移が感じられました。
油彩展では、花と風景がメインでしたが、いずれも良い色使いで
心が満たされました。
さて、きょうは・・
先日、行った蛇峠山の林縁で見つけた「ヤマブドウ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「ヤマブドウ」を見たとたん、川端龍子の「山葡萄」が思い浮かびました。
(この作品は数年前に訪れた東京都の大田区立龍子記念館にあります。
1933(昭和8)年の作品です。)
まさに「山葡萄」に描かれている木だと想い、うれしくなりました。
落葉性の蔓植物です。
巻きひげで他の植物等に絡みつきます。
葉は大型で互い違いに付き、長さ10~30センチ、幅10~25センチの5角形。
普通、浅く3裂し、縁にはギザギザがあり、基部は心形。
若枝は太く、褐色から赤味を帯びた褐色です。
雌雄異株です。
実は球形で径8ミリ程、10月に黒紫色に熟し、食すと甘酸っぱかったです。
熟した実はジャムに加工したり、ジュースにします。
北海道、本州、四国に分布します。
ブドウ科の植物です。