皆様、おかわりございませんか?
きのうのように日中は夏日でも、さすがに朝晩涼しくなりましたね。
寝冷えにご用心!
この頃、あちこちで、うねるように萩の花が咲きこぼれる姿も
見られるようになりました。
きょうは日当たりの良い山野に普通に見られる「オトコエシ」を
お届けします。
「男郎花」と書きます。
オトコエシはオミナエシと違い、秋の七草でもなくあまり知られていませんが、
晩夏から初秋にかけて、山野で結構目立つ花です。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
林道の斜面に生えていました。
高さ60~100センチ程でした。
ロゼット状の根生葉も見られました。
葉は向かい合って付き、長さ3~15センチ程で、卵状長楕円形か羽状に
切れ込み、縁にはギザギザがあります。
白い花は直径4ミリ程で、5つに裂け、筒部は短い。
雌しべ1本、雄しべは4本。
花期は8~10月。
北海道、本州、四国、九州に分布します。
オミナエシ科の植物です。