イスノキの花

「虫こぶといえばイスノキ」と言われるイスノキ。
過去記事はこちら→イスノキの虫こぶ
このイスノキの花を撮ることができたので、さっそくご紹介しましょう。

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イスノキは高木だそうですが、これは目の位置に赤い花があったので
気づきました。

最初、蕾のように見えましたが違ってました^^;

赤く膨らんでいるのは雄しべの葯で、中に花粉が入っている部分だそうです。
わかりにくくてしみませんが、一番上に見える2本の糸のようなものが
雌しべの柱頭です。
また、雌しべがあるのは先端の花だけで、下の数個ほどの花には
雄しべしかありません。
イスノキの花には花びらはありません。退化したんだそうです。

数日後にまた行って見ると、もうほとんど花は終っていました。

赤い葯は開いて花粉を出し終わり、すっかり黒ずんでいました。

この花を見られる期間は10日~2週間ほどのわずかな期間のようです。

本州(関東南部以西)、四国、九州、沖縄に分布するそうです。

カラタチの花

少し長くお休みしているうちにソメイヨシノは葉桜になり、
八重桜も終盤に入りました。

春に白い花が咲くというカラタチの花をやっと見ることができました。
過去記事→カラタチの実

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このカラタチの木は高さ4メートル近くありました。

カラタチは別名を「枳殻(きこく)」 ともいうそうです。

枝は青緑色でやや平べったく稜があり、鋭く大きな棘が互い違いに
付いています。これが大きな特徴です。

葉は三つでひとつの葉になっており、それが三つずつ集まって付き、
それが互い違いに付いています。

下は蕾の様子です↓

ほころびかけてきた様子↓

開ききった様子↓

おまけ↓
♪からたちの花♪

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

 

からたちのとげは痛いよ。
青い青い針のとげだよ。

作詞 北原白秋/作曲 山田耕筰

ナギイカダの実と蕾

時々桜の花びらがハラハラと散っていくのが窓から見えます。
花冷えでチューリップもきょうは一日開かずじまい・・。

さて、時々散歩する某家の玄関脇にあるナギイカダに、昨日、
赤い実のようなものがチラッと見えたので、≧[◎]oパチリしました。
帰宅してその写真をよく見たら、偶然、横に蕾も写っていました。
きょうはナギイカダの実と蕾をお届けしたいと思います。

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赤くなった実の直径は 1センチ程で、ちょうど右の葉に白っぽいもの
が見えますね。
これは蕾のようです。

葉は退化していて 葉のようにみえるのは葉状枝(ヨウジョウシ)という
そうで、茎が変形したものです。
葉状枝には厚みがあり、1~2ミリ程です。
実が付いている葉状枝とその上下等は剪定?されたようですね?(^^;)
葉状枝毎に 小花を咲かせるそうです。
残念ながら今回も花は見られませんでした(x_x)。
次は是非・・と思っていますが・・(^^;)

その他、幹には縦に筋が何本も入っています。

去年の秋に掲載した過去記事も合わせてご覧下さい→ナギイカダ