コバノトンボソウ

きのうは夏至でしたね。
七十二候では乃東(だいとう)枯(かる)るというのだそうです。
乃東とは何か?と調べたら、漢方薬に用いられる夏枯草(かごそう)の
古名で、ウツボグサ(靫草)のことだそうです。
真夏8月頃に花穂が褐色に変わり、枯れたように見えます。

さて、マンションの足場がとれたせいか、コシアキトンボ がぐるぐる旋回
している姿が見られるようになりました。
また、先日の雨の日にマンションの階段でアオイトトンボの姿を見ました。
こんな所で見たのは初めてのことで、びっくりしましたヨ。
まだ、生まれたばかりのようで小さくて可愛かったです。

きょうはトンボにちなんで、東濃で見つけた「コバノトンボソウ」を
お届けします。
「小葉の蜻蛉草」と書きます。
小さい葉の蜻蛉に似た草という意味です。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

しっぽが上に跳ね上がっており、ちょうど暑い日にトンボがお尻を
あげてとまっている様子にそっくりですね^^。
コバノトンボソウはオオバノトンボソウに比べるとかなりスマートです。

日当たりのよい湿原に生え、高さは20~40センチ程です。
1つの茎に数個の花を咲かせます。
さらにアップで・・↓

北海道から九州に分布します。

ラン科の植物です。