ズミ

きのう、実家で白いカラーの花が一輪咲きました。
カリンはもう実を結んで、たくさん付いています。
と言ってもまだゴルフボールほどの」大きさですが・・。

さて、先日、山の裾を車で走っていたら、そこだけ雪が降った
かのように、白い花がいっぱい咲いている木を見つけました。
高さは3メートル程の木でした。
「ズミ」でした。
きょうは「ズミ」をお届けします。

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「酢実」と書きます。
もともとは、染(そみ)という意味であり、樹皮から黄色の染料を
採ったので、名付けられました。

花は白色ですが、蕾は紅色です。

葉は互い違いに付き、縁にギザギザがあり、切れ込みのあるものが多い。

北海道~九州の山野の日当たりがよくて湿った所に自生します。

別名はコリンゴ(小林檎)、またはコナシ(小梨)と呼ばれるそうです。

バラ科の植物です。

ズミの実に関しては過去記事がありますので、こちらへ→ズミの実

タチキランソウ

今朝、キササゲの花が咲いているのを発見しました。

さて、きょうは、山の林の縁に生えていた「タチキランソウ」を
お届けします。

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「立金瘡小草 」と書きます。
キランソウによく似ていますが、一番の違いは、花の上の方がウサギの

耳のように直立して長さ2~3ミリと大きく2裂する点です。

毛深く、葉の裏は紫色がかっていました。
葉の縁には波打つようなギザギザがありました。

日陰に生える傾向があるのと、山で見かけることが多いそうです。

関東~東海地方に分布するそうです。

シソ科の植物です。

ミヤマハコベ

きょうは、山の湿った林内にあった「ミヤマハコベ」をお届けします。
ミソサザイが現れた、流れの畔の半日陰に生えていました。
「深山繁縷」と書きます。

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花は径1~1.5センチ程あり、普通のハコベの倍近くの大きさが
あります。
花びらは5枚です。
よく見ると、一枚の花びらは下まで深く切れ込んでいますね。

雄しべは10本、雌しべの先は3つに分かれています。

子房が目立ちます。

花の柄の片側とガクの裏に毛があります。

葉は向かい合って付いており、先が尖っています。

北海道~九州 に分布します。

ナデシコ科の植物です。