ヤマエンゴサク

スプリング・エフェメラルの一種である「ヤマエンゴサク」が
ツルシロカネソウと共に枯葉の中にまだ咲いていました。
(スプリング・エフェメラルとは、早春に花を咲かせ、落葉広葉樹林の
若葉が目立つ頃には地上部は枯れてなくなり、その後は次の春まで
地下茎や球根で過ごす春植物のことです。)

きょうはこの「ヤマエンゴサク」をお届けします。
「山延胡索」と書きます。
まずは正面から↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さは10センチ程でした。
横顔は・・↓

花の下の苞は切れ込んでいます。
後姿は↓

色が少しピンクの色味が強く、
二つ花が付いているのもありました↓

本州~九州に分布し、山野の湿った林内に生えます。

ケシ科の植物です。