ムラサキシキブ

冷たい雨に、紅葉した葉も少し寒そう・・。

きょうは「ムラサキシキブ」をお届けします。
「紫式部」と書きます。
紫色の実の清楚な美しさを平安時代の「紫式部」にたとえて
名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さ3メートル程の落葉低木です。

葉は向かい合って付き、先が尾状になっています。

葉の縁には細かいギザギザがあります。

美しい紫の実は丸くて径3ミリ程で、実のつき方はややまばらです。

北海道~九州、琉球列島の山野に分布しています。

クマツヅラ科の植物です。

(注)一般に「ムラサキシキブ」と称して流通し、庭木によく
植えられるのは「コムラサキ (小紫)」が多いようです。
コムラサキの場合、枝が下垂し、葉が小さく、縁にギザギザがある
のは先の方、半分だけです。そして、実が沢山付きます。

ヤクシソウ

雨上がり、家の窓から遠くに目をやると、猿投山がくっきり・・。
その後ろに見えるのは御岳かな?そのまた後ろの方には冠雪した
ような山並みがうっすら見えます。
気持ちのいい朝です^^v

さて、先日、猿投山に行く道を歩いていた時、やや崩壊しかかった
法面に、黄色の花がしなだれたように咲き、他の植物に寄りかかって
いるように見えました。
近づくと、「ヤクシソウ」でした。

きょうは「ヤクシソウ」をお届けします。
「薬師草」 と書きます。
病気を除く薬師如来信仰の草ということで、民間療法にも
使われるそうです。また、葉の形が仏像の光背に似ているから・・
とも言われています。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉は茎を抱いています。

葉は互い違いに付いて、縁には浅いギザギザがあります。

花は1.5センチ程でした。

草丈は1メートル程でした。

北海道~九州の山野に生えます。

キク科の植物です。

マメガキ

いろいろ忙しく、長くお休みしてしまいました^^;
土曜日にやっと2時間弱の暇を縫って、猿投山に
行ってくることができました。
行く途中で「マメガキ」に実が付いているのを見つけたので、
きょうは、「マメガキ」をお届けします。

「豆柿」と書きます。
文字どおり、豆のような小さな柿でした。
実の大きさは2センチ程。
街中にある某小学校に植えられていました。
かなり高さのある木で、電線よりも高く、カメラに収まらず・・^^;

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

柿渋を採るために信濃地方で多く栽培されたことから、
シナノガキとも呼ばれるそうです。
また、ブドウガキとも呼ばれるそうですが・・?
↓このようにブドウの房のようにも見えるからかな~?

中国原産で、古い時代に渡来したそうです。

葉は互い違いについていおり、裏は白っぽいです↓

実は熟すと黄色になり、霜があたると黒紫色になります。

落葉高木で、雌雄異株だそうです。

カキノキ科の植物です。