キダチコンギク

ここんとこいろいろあって・・気がつけば、各地の菊花展等も
終わってしまったようですね^^;
実家の庭には、白に少しピンク色がかかった菊が一群れ、
しどけない風情で咲いていますが・・。

きょうは北米原産の帰化植物である「キダチコンギク」をお届けします。
「木立紺菊」と書きます。
里山にありました。

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茎が、よく枝分かれし、たくさんの花を付けます。

葉は細長いです。

茎の下部は木質化します。だから「キダチ(木立)」。

花の中心部は最初は黄色ですが、だんだん赤紫色がかってきます。

朝鮮戦争の頃に北九州で最初に発見されたそうで、
本州(関東以西)~九州に分布します。

キク科の植物です。

ツルアリドオシの実

また、また、長らくのご無沙汰でした・・。
街路樹の紅葉が綺麗ですね・・。
街の電飾も華麗です。
ベランダで凍えていたアイスバーグの蕾、2~3日前に切って
部屋に入れたら、きょう、いい香りを放ちながら咲いてくれました。

さて、11月の林の中を歩いていたら、小さな赤い実を見つけました。
「ツルアリドオシ」の実でした。
きょうはこの「ツルアリドオシの実」をお届けします。

ツルアリドオシの別名は「一両」と言います。
ちなみに別名の十両は(ヤブコウジ)のこと、百両は(カラタチバナ)
のことで、千両、万両はそのままセンリョウ、マンリョウです。

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花は二つ対で咲くのですが、実は合体して一つになるそうです。

花は過去記事からどうぞ→ツルアリドオシ

二つの花の痕(穴)が見られますか?↓

ヤブムラサキ

きのうと同じ林の中で、ムラサキシキブに似ているのだけれど、
葉の色や感触、実の付き方がちょっと違う木を見つけました。
「ヤブムラサキ」でした。

きょうはその「ヤブムラサキ」をお届けします。
「藪紫」と書きます。
紫色の美しい実は、葉の裏に隠れて目立ちにくい。
なので、ムラサキシキブに比べて劣る意味で、ヤブムラサキと
名付けられたようです。

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高さは2~3メートル程。

葉は先が尾状になり、向かい合って付いています。
長さは6~12センチ程で、縁にはギザギザがありますが、
葉の付け根のあたりには、ギザギザがほとんどありません。
葉裏の写真を撮ってみました↓

中途半端なアップで、写真ではよくわかりませんが・・^^;;
葉表にも柔らかくて短い毛が多いのですが、葉裏にも毛がいっぱいあり、
触ると、ホント、ビロードみたい!

さて、実ですが、葉陰に控えめに付いています。
が、実の大きさはムラサキシキブの実より大きく、5~6ミリ程でした。

ガクにも毛が密生していました。

宮城県以南、四国、九州の林内に分布する落葉する低木です。

クマツヅラ科の植物です。