シマジタムラソウ

きのうの雨のせいか、夜から朝にかけて風もあり、
過ごしやすかったですね。

早朝の鳥の声から、今はセミの声にかわって、
ひっきりなしに聞こえています。

さて、きょうは、おととい里山の湿地の入り口に咲いていた
「シマジタムラソウ」をお届けします。
「島路田村草」と書きます。
三重県の島路山で発見された東海地方特有の植物だそうです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さは20センチ程でした。

花は優しい色合いで、淡い青紫色です。

花びらにはアキノタムラソウよりもモジャモジャの毛がありました。

花の真ん中から外に長く突き出た雄しべが特徴です。
まるで、細く長くスーッと伸びた魅力的な睫毛のよう^^。

葉は写真を撮りそこねてしまったのが残念です。
茎の途中の葉は向き合って付いていました。

主に三重県と愛知県に分布するそうです。

シソ科の植物です。