2020年ご挨拶

毎度、遅ればせながら・・
新年おめでとうございます。
fabも15度めのお正月を迎えました。
これも皆様のご声援の賜物と感謝(^人^)しております。
今年もボチボチと更新してまいりたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。

きょうはいきつけのお店にあった「菊」をお届けします。
菊は中国原産で、2千年以上前から薬用や食用として栽培されてきました。
日本へは8~9世紀頃に伝わり、平安時代以降に観賞用として栽培される
ようになりました。
最初は上流階級の間で楽しまれていましたが、安土桃山時代~
江戸時代に庶民にも普及し、多くの品種が生み出されました。
また、江戸時代には欧米へと渡り、アメリカと西ヨーロッパで独自の
発展を遂げました。
日本で作られた品種を「和菊」、欧米で作られた品種を「洋菊」と
大きく2つに分けられます。
日本では、菊は皇室の紋にも定められ、品格の象徴とされてきました。

さて、写真の菊↓

中心が黄緑色で花びらの先が縮れているのが特徴の白菊は、江戸時代に
創りだされた「古典菊」のひとつ、中輪の「伊勢菊」、あるいは
「嵯峨菊」の系統ではないかと思います。

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アオカラムシ

”一葉落ちて天下の秋を知る”
この頃は一葉どころか木の葉は結構沢山毎日落ちて
いますね~(^^;)。
朝晩は涼しいものの、日中はきょうも31度あり、
暑い一日で洗濯物もよく乾きました。

さて、きょうは、割合、日当たりの良い林道の道端で
出逢った「アオカラムシ」をお届けします。
「カラムシ」の和名は茎(カラ)を蒸し(ムシ)て
繊維をとることからきています。
別名として「苧(お)」、「苧麻(ちょま)」、
「青苧(あおそ)」や「真苧(まお)」ともいわれます。
日本に自生し、茎の皮から丈夫な繊維が取れ、
古くから栽培されていますが、今はカラムシを
繊維として利用しているのは伝統産業としてです。

雌雄同株です。
茎は叢生し、高さ1~1.5メートル程で
短い寝た毛が密生しています。

葉は互い違いに付き、広卵形で葉先が尖っています。
長さは9~15センチ程で縁にギザギザがあります。
葉裏は白っぽくなく、淡緑色なので「アオカラムシ」
と同定しました。
葉柄は少し褐色がかり、6~9センチ程で
短い毛が密生しています。

花が付いていましたが、うまく撮れませんでした。
写真は雄花序です。
小さな白いポツポツが雄花です。
雄花は雄しべ4個で花被片4個。
花柄や花軸に短毛が密生します。

花期は7~10月。
本州、四国、九州、沖縄に分布します。
イラクサ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「アオサギ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(^^)。

キリの実

朝からセミの大合唱!
限られた命の中で子孫を残すために、♂は激しく鳴いて♀を
呼んでいるのでしょうね。
でも少し前から、階段に命尽きたクマゼミやアブラゼミの姿が・・。
うまく命が繋がったならいいのですが・・。
セミ、もうしばし頑張れ~♪

さて、先回の池の周りに大きなキリの木がありました。
10メートル以上ありました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

よく見ると、緑の実がいっぱい付いていました。

とんがり帽子のキリの実や~い!
また、私の前に姿を見せておくれ~\(^o^)/

5月に花が付いた木の姿をご覧になりたい方はこちら→

キリの花