センブリ

実家にあるカリンが今年は当たり年で、いっぱい実が生りました~♪
半分以上は残念ながら地面に落ちてしまいましたが、
まだ残っているのは見事な黄色に色づいてきました。
午後、友達と朗読劇を観に行きました。
演目は泉鏡花の「天守物語」でした。
なかなかに好演でした。

さて、きょうは「センブリ」をお届けします。

「千振」と書きます。
「千回振出してもまだ苦い」ということから名付けられました。
花、葉、茎、根はすべて苦く、全草を薬用に用いるそうです。
日本の民間薬の代表で、生薬名は当薬(とうやく)と言います。
当薬とは「当(まさ)に薬(くすり)」の意味だそうです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さは20センチ程でした。

茎の断面は四角く細長い線形の葉が向かい合って付いています。

直径2センチ程の花は合弁花で、深く5裂しています。

花は白色で縦に紫色の筋があります。
雌しべは1本で、雄しべは5本、花の真ん中にはモジャモジャの
白い毛が生えています。

 

北海道~九州の山地の日当たりのよい草原に分布します。

リンドウ科の植物です。

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2 Replies to “センブリ”

  1. うちのかりんはこの猛暑で
    枯れた感あり@代わりに
    蔦の葉が巻き付き彩りを
    添えてます
    先日人生初めての
    正倉院展に行って
    光明天皇が集めた
    当に投薬いえいえ当薬
    ありましたけどきっと
    千振もあったと思うよ・・?
    捨てるところないものね

  2. きなこさん、こんばんは♪
    正倉院展に行ってらっしゃったのね、混んでたでしょ?
    センブリは長野県が一番の栽培地らしいですヨ。

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