ミカワチャルメルソウ

きょうは、果実の形を中国の楽器チャルメラに見立てた、
チャルメルソウの仲間の「ミカワチャルメルソウ」をお届けします。

   「三河哨吶草」と書きます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

低い山の森の中の川沿いの薄暗く湿った所に
数株生えていました。

葉は根元だけにあり、縁に不揃いなギザギザがあります。

そこからすーっと伸びている茎は、高さ30~50センチ程で、
毛が生えています。

その茎の上の方に、互い違いに花が付いていました。

「花はどれ?」

じつは魚の骨のような形をしているのが花だそうです。
普通5枚ですが、たまに6枚のもありました。

紅紫褐色で羽状に7裂していました。

花の大きさは径7ミリ程で、ガクは直立していました。

愛知、岐阜、長野、静岡県に分布しているそうです。

チャルメルソウの変種とされています。

とてもユニークな花ですね。

ユキノシタ科の植物です。

カテゴリー

6 Replies to “ミカワチャルメルソウ”

  1. なんと!珍しいお花!虫が貼り付いているかと思いました。そんなに大きくないのかしら、ひっそりと生きてきたのでしょうか?

  2. 名前も風貌?も惹かれます
    春風に立ち向かっている感じですよね。
    魚の骨のように進化した不思議を感じるわ。

  3. 見かけもかなりユニーク。
    そして名前の漢字にびっくり! これで「ちゃるめる」って読むの?
    しかも「ちゃるめる」ってなに?…調べたらわかりました。
    ♪たらり~らら たらりららら♪ のチャルメラなのね!
    「果実の形をチャルメラに擬えたことによる」って載ってました。
    wincちゃん ぜひぜひ実が成ったとこ見たいよ~!

  4. まるちゃん、そう♪たらり~らら たらりららら♪
    きょうは風が強くてお~こわっ!ちょっとひんやりするからラーメン食べたくなっちゃうわ^^。
    私も実が見てみたいよ~♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。