ネズミモチの花

今朝は大阪で地震がありましたね。
ここ名古屋も少し揺れましたが・・。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

さて、きょうは・・
「ネズミモチの花」をお届けします。
「鼠黐」と書きます。
実が「鼠の糞」に、葉が「黐の木」に似ている
ことから名付けられました。

革質で厚い葉の表は光沢があり、向かい合って付いて
います。
葉の形は真ん中が広く両端は尖っています。

枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)
を出し、白い小さな花を多数付けます。

花の筒部は長めで5ミリ程あります。
先は4裂しています。
雌しべと2個ある雄しべは突き出ています。

花期は6月。
関東以西の本州、四国、九州、沖縄に分布します。
モクセイ科の植物です。

過去記事はこちら→<ネズミモチの実

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アメリカフウロ

きょう、車の信号待ちで分離帯を眺めていたら、
あのアメリカオニアザミがコンクリートの隙間から
ニョキッと立っていました。
思わずスマホで撮りました(*^^)v

きょうは先回と同じく アメリカ・・と名が付く
帰化植物です。
「アメリカフウロ」をお届けします。
「亜米利加風露」と書きます。

北アメリカ原産で、淡紫色~ほぼ白色の花は
径5~7ミリ程です。
花びらには筋模様が見えます。
花びらもガク片も5枚あります。
高さは10~50センチ程です。

葉は大きくは5つに深く裂け、更に切れ込んで
いますが裂れ込みの幅は広めです。
花が終わると長さ2センチ程の実になります。
写真上の方に二つ、右下にうっすらと三つ、
直立した緑の若い実が写っています。

雌しべは1本で柱頭は5つに分かれています。
雄しべは10本です。
茎には短い毛が密生し、ガクの縁には長い毛が多いです。

花期は5~6月で、道端や荒れ地、河原、野原で見ます。
本州、四国、九州に分布します。
フウロソウ科の植物です。

参考記事→イブキフウロ

アメリカオニアザミ

梅雨らしいどんよりとした空・・
ベランダではデンドロビウムが終盤に入りましたが、
パセリの花が元気です。
きょうは5月末に日当たりの良い道路沿いで出逢った
「アメリカオニアザミ」をお届けします。

和名に「アメリカ」と付いてますが、本来は
ヨーロッパ原産のアザミです。
最初は、1960年代に輸入穀物や牧草に混じって
北米経由で北海道に入ってきたようです。

花は淡紅紫色で、葉には翼(ひれ)があり、
大きく鋭い棘が出ているたくましいお姿。

6月に入り、あのアザミ元気かな?と同じ場所を見たら、
あら?影も形もありません。
誰かに刈り取られたか、抜き取られたようです。

今は要注意外来生物になっていました。
北海道、本州、四国に侵入分布しているそうです。
キク科の植物です。

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