オヤブジラミ

明日で風薫る5月ともお別れ、
きょうは朝から雨となりました。
雨で思い出すのは・・(≧o≦;)
5月に入った最初に雨が降った日、マンションの階段付近で
久々にヘビを発見!
緑色っぽいアオダイショウでした。
ヘビが苦手な私は一瞬、声が出そうになり、慌てましたが・・
目を合わせないように何とか通り過ぎることができました。
あちらさんもびっくりしたかも?
さすがに写真など撮る余裕がありませんでした( >Д<;)。

さて、気を取り直して・・、
きょうは「オヤブジラミ」をお届けします。
「雄藪虱」と書きます。
似た植物に「ヤブジラミ(藪虱)」がありますが、
「ヤブジラミ」に比べて実が大きく黒く熟し、
たくましくみえる?ので(雄)、藪に入ると
くっついてくる種が「シラミ(虱)」に似ている
から名付けられたようです。

白っぽい花びらは5枚、写真では少しわかり辛いですが、
花びらの縁が紫色を帯びます。
花はまばらな感じでぽつぽつと付きます。

茎には下向きの短い毛が多くあります。
葉は3回3出複葉で、表にも裏にも短毛があります。
草丈は30~70センチ程です。
花期は4~5月です。
おまけ:花期が「ヤブジラミ」は少し遅く5~7月です。
セリ科の植物です。

ヤハズエンドウの実

ベランダのデンドロビウム
花びらの先がピンク色で、リップに赤褐色の目が
はいったものが,全部で13輪開花しました。
レモンの花も次々に開花しています。
きょうは近所で出逢った「ヤハズエンドウの実」を
お届けします。

ヤハズエンドウは「矢筈豌豆」と書きます。
小葉の先が窪んでいて、弓矢の弦を受ける部分(矢筈)に
似ていることから名付けられました。
でも、別名の「カラスノエンドウ」の方が通りが良いですね。
カラスノエンドウは「烏野豌豆」と書きます。
マメが熟すと莢が黒くなるので「カラス」の名が付きました。
葉の先は蒔きひげになっており、枝分かれしています。
最初は緑色だったカラスノエンドウの莢が、5月中旬頃に
実が熟すと黒くなり、莢を螺旋状に捩りながら種を
パチンとはじきます。

もう、種をはじき飛ばしたものもありました。
種が落ちた殻は捩れていました。

若い実(緑色)の中の種を出して笛を作って吹き、
私が幼い頃はこのカラスノエンドウのことを
「シービービー」と言っていました(^^)。

マメ科の植物です。

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そこからコメントして下さいm(_ _)m。

☆本日、mushifab更新しました。
「クロアゲハ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。

★<お知らせ>★
スマホでfabをご覧いただいている皆様へ・・

植物の名をスマホで調べる植物検索図鑑!
「街野植物図鑑」を連れ合いが出しましたが、
日々更新していますので、只今1000種。
使っていただけるとうれしいです(*^^*)。
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なお、入門編は無料(300種)ですので
是非お試しあれ~m(_ _)m。

タカノツメの花

数日前に産直のお米を買ったら、段ボール箱の中に
サービスで「鷹の爪」(赤唐辛子)が入っていました。
来月はもう入梅に入るためと思われます。
「鷹の爪」は米櫃に貼って穀象虫予防に使います。
きょうは同じ名の「タカノツメ」ですが、
ウコギ科の植物の「タカノツメの花」をお届けします。

タカノツメは雌雄異株です。

↑雌花は雄しべはなく、先が2裂した雌しべだけがあります。

↑雄花は雄しべが4本と短い役割がない雌しべがあります。

花期は5~6月です。

☆過去記事はこちら→タカノツメの黄葉
タカノツメの新芽
タカノツメの冬芽
タカノツメの実