クロガネモチの雄花

きのう六七日のお参りにお寺まで行ってきました。
お寺は「花かつみ」とも呼ばれる野花菖蒲で有名な知多半島の
草木地区にあります。
過去記事→ノハナショウブ
今頃は花の見頃だったことでしょう。

さて、最近行くようになったスーパーの隣の公園の木に、
何か花が咲いているのを見つけました。

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どうもクロガネモチの花のようです。
実は以前に違う場所で何度か撮ったことがありますが、花は初めてです。
クロガネモチは雌雄異株で、どうやらこれは雄株のようです。
5~6本ある長い雄しべが目立ちますね。

緑濃い葉は革質で光沢があります。

若い枝は紫色を帯び、稜があります。

木の肌は灰色っぽい↓

今度は雌花に出逢いたいものです。

過去記事はこちら→ クロガネモチの実

*クロガネモチの赤い実は、メジロやヒヨドリ、ツグミなどの
鳥たちの好物のようです。

ユキノシタ

今月初め、人生に一度しかない経験をし、
大変ご無沙汰してしまいました。

あっと言う間に季節は巡り・・
今はもう主のいない実家の庭ですが、植物は
自分の花を咲かせる時期をちゃんと知っており、
数日前から「ユキノシタ」が花を咲かせています。
庭の片隅の湿り気の多い半日陰の場所です。

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「雪の下」と書いて、白い花を雪が降るのに見立て、
その下に緑の葉がある様子を意味しているとか、
寒い冬に雪の下になっても枯れないからとか、
諸説あるようです。

花は5枚の花びらからなります。

上の3枚にはピンク色の模様があり、花びらの付け根には
黄色の斑点があります。
また、下の2枚は真っ白で長細い花びらです。

長い雄しべも目立ちます。

葉は腎形で毛深い葉の表面には葉脈に沿った模様があります。

葉の裏も毛深いですが、無地で、表より少し白っぽい
緑色をしていました。

本州、四国、九州に生える常緑の草です。

ユキノシタ科の植物です。

カスマグサ

ゴールデンウィークに入りましたね。
車窓から山を見ても、まさに”山が笑う”季節となりました♪
きょうは面白い名前のカスマグサをお届けします。

「かす間草」と書きます。
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間ということで・・・。
つまり、「カ」(カラス)と「ス」(スズメ)の「マ」(間)で、
カスマグサと名付けられましたとサァ~♪

つる性で他の植物などに巻きついて生えます。

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花や葉のアップです。↓

花の柄は長いです。
淡紅紫色の花ですが、花びらには濃い紫色の模様があり、
花は1~3つで少し離れて付きます。
正面向きの花↓

実が付いているのもありました。
大きさは1~1.5センチ程、扁平で無毛でした。
実の中には種が4つあるようです。↓

本州から九州の人里の日当たりの良い草地に分布します。

マメ科の植物です。

*ここで皆様にお礼を申し上げます。
fabも今月で丸6年が過ぎました。
ここまでやってこられたのも、皆様の応援のお蔭です。
本当に有難うございましたm(_ _)m。
来月から7年めを迎えますが、何とか続けていきたいと思います。
どうぞ、これからも応援よろしくお願い申し上げますm(_ _)m。