トウガンの花

今日も夏空が広がり、TVではオリンピックの話題で
満艦飾。
昨日、クチナシの木に初見の「オオスカシバ」を発見!
黄色っぽい胴体に腰のあたりが赤茶色の素敵な
配色の蛾でしたが、うまく撮れず残念!(>_<);。

さて、きょうは田舎道で出逢った黄色の花、
「トウガンの花」をお届けします。

「冬瓜」と書き、冬まで保存できる瓜ということで
名付けられました。
7~8月に収穫される夏の野菜で、実を食用とします。
原産地はインド、東南アジアで、日本では
平安時代から栽培されているそうです。
我が家では夏に必ず一度は「冬瓜汁」を作って
いただきます。

「冬瓜の花の百一つ」という諺が生まれるほど、
冬瓜は実にならない花を沢山咲かせるようですね。
私には耳が痛い諺です(^_^;)ゞ。

ウリ科の植物です。

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「キアゲハの幼虫」です。
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ヘンリーヅタ

朝から夏空の下、クマゼミの大合唱~♪
クズカンナフヨウの花が咲いています。
サンゴジュに薄赤い実が付いていました。
ベランダのキュウリも頑張って実を付けています。

さて、きょうは、行きつけの喫茶店の北側の入口
横で出逢った「ヘンリーヅタ」をお届けします。

つる性低木です。
つるは巻きつくタイプではなく、吸盤をもつ気根で、
寄りかかる物にくっつきながら登っていきます。

葉は5枚の小葉からなる掌状複葉で葉表の葉脈が
白っぽいのが特徴。
葉の縁にはギザギザがあります。

茎や葉裏は赤紫色を帯びています。

秋には紅葉するようです。

上の方を見上げると、花のようなものが目に
とまりました。
ツタの花は目立たない緑色です。

雄性期の花は花びらが5枚あり、雄しべ5本です。
ほどなく、花びらが反り返ります。
蕾と花↓

・・・

しばらくして、花粉を出しきり、花びらや雄しべが落ち、
雌しべだけの雌性期になります。

もう、実もできかけていました。
今、付いている緑の実は秋に熟すと黒くなるようです。
ただし、食べられません。

原産地は中国です。
花期は5月~7月です。
ブドウ科の植物です。

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「キリギリス♀」です。
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オガサワラビロウ

昨日はとても暑い一日でした。
今日もかなり暑いですぅ・・(^^#);;
朝から庭にコシアキトンボが姿を見せています。
玄関やベランダの木立ベゴニアも次々と雄花から雌花に
変身しています(^^)。

さて、きょうは東山温室中央ヤシ室にある
「オガサワラビロウ」をお届けします。
小笠原諸島原産の15メートル程にもなる常緑高木です。
葉は掌状で深く切れ込んでいて、
径90~120センチ程にもなります↓。

幹は、葉柄が落ちた痕の環状模様が特徴です。
果期は1月頃。この写真も1月に撮りました↓。

艶々した深緑色の雫形の実がびっしりと付いています。
長径が3センチ程の大きな実です↓。

果肉は少なく皮の下はすぐ硬い種なので、人には食べる
ところがないらしいです。
小笠原諸島ではこの葉を「シュロッパ」と呼び、その
しっかりした繊維の葉を、屋根葺きなどに使っていた
そうです。
また、籠にも編んでいたようです。
ヤシ科の植物です。

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「コシアキトンボ その2」です。
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