オオカメノキの冬芽

朝起きたら、また、家々の屋根や木々の葉がうっすらと雪化粧。
今はまた鈍色の空から雪がチラチラと・・。
今年はよく雪が降ります^^;

きょうは先日撮れたオオカメノキの冬芽をお届けします。
「大亀の木」と書きます。
葉の形が亀の甲羅に似ているので名付けられました。

別名は葉が虫によく食べられることからムシカリともいいます。
ムシカリの花と最初に出逢ったのは、数年前の5月の鈴鹿だったと
思いますが、今でもあの白い花が忘れられません・・。

さて、今回オオカメノキの冬芽を初めて撮りましたが、
花芽と葉芽があります。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

花芽は真ん中ので、球形をしています。
葉芽はVサイン。
花芽のアップ↓

表面には褐色の毛が密生しています。
両側に伸びる羽のようなものは葉芽です。
幼い2枚の葉が向き合っており、葉脈が見えます。
バンザ~イしてるような姿。

また、この写真では、まるで幼い羊?のような顔にも見えます↓

北海道~九州の山地に分布します。

スイカズラ科の植物です。

トチノキの実

今朝、家々の屋根にうっすらと雪が積もっていました。
今年は庭の木の実が早くなくなるとのこと・・そう知り合いから
聞きました。
山の木の実が少ないのか?今年は早くに鳥が里まで降りてきて、
ついばんでしまうからなのかしら?

さて、きょうは人の食用にもなる「トチの実」をお届けします。
トチの実↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

縄文時代から食べられていたと言われます。
文字通り、栃の木に成る実です。
トチノキの実はデンプンやタンパク質を多く含みます。
見た目がクリの実にそっくりですが、なかなかそう簡単に食べられる
ようにはなりません。(大きさは大きめの栗くらい)
実には苦味や渋みの素のタンニンやサポニンが含まれているので、
これらを取り除かないと食べられません。
トチの実と殻↓

栃の実を何日も水に晒して皮をむき、灰汁を抜くなど多くの工程と
日数をかけて、やっともち米と共についた栃餅や栃の実煎餅などが
できあがるようです^^;

どんな動物がトチの実を食べているのかな?ってちらっと思いました。
また、数年前に伊那の温泉に行った時、土産物コーナーに栃の実煎餅が
おかれていたのを思い出しました^^。

ハナミョウガの実

きょうはお年玉年賀葉書の当選番号が発表されましたね。
皆さん、当たりましたか?
私は、今年やっと2年ぶりに一枚だけですが当たりました^^。
もちろん、切手シートがね♪(笑)

さて、林の縁に倒れ掛かった大きめの葉の影に赤いものが
チラッと見えました。何かな?と少し葉をどけると・・
ハナミョウガの実のようでした。

きょうは「ハナミョウガの実」をお届けします。
「花茗荷」と書きます。
葉や茎がミョウガに似ていて、花が目立つので名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉の影に隠れてた真っ赤な実は径1センチ程でした。
草丈は40~60センチ程でした。
葉の幅は5~8センチ程、葉の長さは15~40センチ程で、
少しハランの葉に似ています。

実は秋から冬に赤く熟し、花は6月に咲くそうです。

関東以西~九州に分布します。

ショウガ科の植物です。