オオブタクサ

また、だいぶご無沙汰してしまいました (^^;)。
季節がすすみ、アベリアタマスダレの花も
終わりがけとなり、センリョウマンリョウ
クロガネモチに青い実が付いています。
さて、きょうは今月初めに里山で出逢った
「オオブタクサ(大豚草)」をお届けします。
北アメリカ原産の帰化植物です。
1952年に静岡県清水港と千葉県で見つかったそうです。
桑の葉に似ているため、別名「クワモドキ」とも呼ばれます。

高さは1.5メートル程でしたが、大きいものでは
3メートル程にもなるようです。
茎は直立し、上部でよく分岐します。
葉は長い柄があって向かい合って付き掌状に3~5裂します。

花期は8~9月。
北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布します。
キク科の植物です。

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「リスアカネ」です。
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ゲンノショウコ

先日の土曜日、里山へ出かけたところ、コスモス
キバナコスモス、チェリーセージに紅白のヒガンバナ・・と
色とりどりの花、ウキウキします。
野原ではツリガネニンジンが楚々と咲いていました。
駐車場に着くと、筋雲が浮かぶ空にススキ野をバックに
赤トンボの群れが・・。
10月初めの森に入ると、夏とは明らかに違う風が吹いて
いましたが、まだツクツクボウシの声がお出迎え~♪

さて、きょうは・・「ゲンノショウコ」をお届けします。
「現之証拠」と書きます。
これを服用するとたちまち効き目が現れることから
名付けられました。
江戸時代の始め頃から民間の健胃整腸剤として
用いられていたそうです。

草丈は30~50センチ程です。
草全体にやや下向きの毛が生えています。
花柄の先に2~3個の花を付けます。

花色は濃いピンクの花の他、淡紅色、白花もあります。
西日本では紅花系が普通で白花の方が少なく
東日本では白花の方が多いらしいです。

葉は長柄があり向かい合って付き、形は掌状に3~5深裂し、
葉の縁はギザギザがあります。


花は5枚の花びらがあり、花びらには筋模様があり、
ガク片5枚、雄しべ10本あります。
雌しべは1本で先が5つに裂けます。

雌しべの柱頭部分を頂に残した若い緑色の実も
見えています。
つんと上向いた細長い筒状の実は、完熟した焦げ茶色の実に
成熟していきます。

開花期は7~10月です。
北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布します。
フウロソウ科の植物です。

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アオカラムシ

”一葉落ちて天下の秋を知る”
この頃は一葉どころか木の葉は結構沢山毎日落ちて
いますね~(^^;)。
朝晩は涼しいものの、日中はきょうも31度あり、
暑い一日で洗濯物もよく乾きました。

さて、きょうは、割合、日当たりの良い林道の道端で
出逢った「アオカラムシ」をお届けします。
「カラムシ」の和名は茎(カラ)を蒸し(ムシ)て
繊維をとることからきています。
別名として「苧(お)」、「苧麻(ちょま)」、
「青苧(あおそ)」や「真苧(まお)」ともいわれます。
日本に自生し、茎の皮から丈夫な繊維が取れ、
古くから栽培されていますが、今はカラムシを
繊維として利用しているのは伝統産業としてです。

雌雄同株です。
茎は叢生し、高さ1~1.5メートル程で
短い寝た毛が密生しています。

葉は互い違いに付き、広卵形で葉先が尖っています。
長さは9~15センチ程で縁にギザギザがあります。
葉裏は白っぽくなく、淡緑色なので「アオカラムシ」
と同定しました。
葉柄は少し褐色がかり、6~9センチ程で
短い毛が密生しています。

花が付いていましたが、うまく撮れませんでした。
写真は雄花序です。
小さな白いポツポツが雄花です。
雄花は雄しべ4個で花被片4個。
花柄や花軸に短毛が密生します。

花期は7~10月。
本州、四国、九州、沖縄に分布します。
イラクサ科の植物です。

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