カミヤツデ

朝から年末寒波の影響をニュースで伝えていました。
こちらも寒く、窓からは冠雪した山が見られます。
信号待ちの車窓から、舗道に植えられたピンクの
八重のカンツバキが目を引きました。

きょうは「カミヤツデ」をお届けします。
「紙八手」と書きます。
幹の髄から造花などの材料である通草紙(つうそうし)が
作られ、花がヤツデの花に似ていることから
名付けられました。
台湾、中国南西部原産の帰化植物です。

茎は直立し、高さ2~6メートル程です。
葉は薄く、掌状に深裂し、裂片の先が更に2浅裂します。

開く前の葉です。
葉柄や葉芽には黄褐色の毛が密生します。↓

茎頂の大きな花序に花を多数付けます。

花は淡黄白色で4(5)弁花。

花期は11~12月です。

ウコギ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「フタホシヒラタアブ」です。
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☆今年も残りわずかとなりました。
今年も様々な災害があり、遭われた方々のことを想って
この一年を終わりたいと思います。
色々なことに感謝しつつ、
これでfab2018年最後の更新とさせていただきます。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいm(_ _)m。

テンダイウヤク

まだ枝に残っているアベマキの残り葉が、どんよりとした
冬空にいかにも寒そうに映る朝です。

きょうは「テンダイウヤク」をお届けします。
先日、名古屋城の本丸御殿を見に行った時、庭園にあった
薬用園で出逢いました。

中国原産の低木で、江戸時代に日本へ渡来しました。
「天台烏薬」と書き、健胃薬として用いられるそうです。
「天台」とは、中国南部の浙江省の天台地方で良い品質の
ものがとれることから。
「烏薬」と呼ばれるのは、根がカラスの頭に似ているため
という説と、実がカラスのように黒いことからという説が
あるようです。

互い違いに付く葉は薄い革質で光沢があり、
三主脈が目立ちます。
雌雄異株です。
本州~九州の暖地に分布します。
クスノキ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「オオシロカネグモ」です。
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フウの黄葉

きょうは風もあり、青空に黒い猿投山の稜線がくっきり見えます。
その向こうに冠雪した御嶽山が少し見えます。
ベランダに置きっぱなしにしていたゴーヤの枯れたつるを
やっと片づけました(^_^;)ゞ。
ネットにしっかりと絡みついた枯葉色のつるを見て、
何だか命の一途さを垣間見たような気がしました。

さて、きょうはクリスマスイブですが、それは置いといて(→o←);
12月初めのフウの黄葉をお届けしたいと思います。

近寄って見ると・・

併せて読みたい過去記事はこちら→フウの紅葉

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☆本日、mushifab更新しました。
「カワウ」です。
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