ハマゴウ

先日、急に思い立って海に行きました。
午後6時頃、海岸の砂浜に青紫色の花がいっぱい咲いていました。
わぁ~、まるで、青い絨毯が敷きつめられたかのよう・・。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

帰宅して調べたら、「ハマゴウ」でした。

海浜植物にはハマのつく名前のものが多いですね。
「浜栲」と書きます。

砂浜に生育する海浜植物なので、種が海流に乗って運ばれ、
本州、四国、九州、沖縄から中国、朝鮮、東南アジア、ポリネシア、
オーストラリア等、広く分布しているそうです。

波打ち際よりは少し高台の方に群生していましたが、だんだん
低い方へも、砂に埋もれながらも茎を伸ばし這っています。
一見、草のようですが、草ではなく、低木だそうです。

浜へ枝を伸ばすハマゴウ↓

葉の表は緑ですが、裏面には灰白色の毛が密生しており、
白っぽく見えます。

花は漏斗状で唇形をしており、合弁花です。
上唇は2裂し下唇は3裂しており、雄しべは4本、
雌しべの先は2裂しています。
そして、雄しべも雌しべも花の外へ突き出ています。

花の一部には白い毛が生えています。↓

実ができているのもありました。
実はガクに包まれています。

クマツヅラ科の植物です。

おまけ:
ここは中部国際空港(セントレア)が近いので、飛行機が
低空で飛んでいます。

浜辺にはハマゴウの他、帰化植物のコマツヨイグサも生えていました。
午後7時を過ぎてやっと日が落ち、だんだん暗くなり始めると、
コマツヨイグサが文字通り宵の中で、しだいにあちこちで、
開花し始めていました。

昨今、海浜植物の生息範囲はどんどん狭まっていると聞きます。
子供の頃、海水浴を楽しんだ砂浜はそのうちなくなってしまい、
それに伴い、海浜植物も・・・。
そうならないように、子子孫孫、この景色を守り伝えたいものです。