ハルノノゲシ

随分と雨が降りましたが、きょうは途中から止みましたね。

「ハルノノゲシ」が道端で咲いていたのでお届けしましょう。

「春の野芥子」と書きます。
別名 はノゲシ と言います。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

 

名前にケシ(芥子)と付きますが、ポピー(ケシ科)の仲間では
なく、キク科の植物です。

タンポポと違って茎の先に複数の花を付け、茎の途中には葉っぱが
付いています。

 原産地 はヨーロッパですが、世界中に帰化しているそうです。
茎は太く、中は空っぽで、折ると白い乳液が出ました。
青臭い匂いがしました。

葉っぱは鋭いギザギザのように見えますが、触っても痛く
ありませんでした。
食べられます。

 

ハコベ

きょうは暖かい一日でしたね^^。
久しぶりに近所を一周したら、全身黄色の蝶がひらひらとやや
頼りなげに飛んでいました。
 ソシンロウバイはもう終わりがけで花殻が多数落ちていました。
紅梅、白梅は盛りでした。
まだサザンカも咲いていましたが、椿もチラホラ見られました。
オオイヌノフグリホトケノザ ヒメオドリコソウ、ハコベ、ハルノノゲシも咲いていました。

 


きょうは「ハコベ」をお届けしたいと思います。
「繁縷」と書きます。
コハコベ、ハコベラとも言います。
昔の「はびこりめむら(蔓延芽叢)」という名がが変化して
「はこべら」になったという説があるそうです。 
日本全土に見られ、春の七草の一つです。
昔から七草粥に入れ、食べられてきました。
また、小鳥やウサギが好む草でもあります。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります)

 

 白い花びらは10枚に見えますが、じつは5枚で、それぞれが2つに
V字のように深く裂けているのです。
花びらはガクよりやや短めです。
葉には毛がありませんが、ガクの外側には毛があります。
雌しべは先が3つに分かれています。
雄しべは1~7つ。奥の小さい方の写真では3つ確認できますね。
花粉がまだ出てない葯のようで赤紫色を帯びています。

ナデシコ科の植物です。