ウマノスズクサ 2

梅雨空が続いています。
玄関の薄緑のセンリョウの実に続き、マンリョウにも
小さな緑の実が付きました。
ずーっと慢性的な運動不足で・・と言っても、もともと
運動嫌い(^_^;;)・・。たまには散歩を・・と思い、
近所を歩いていたら、いきなり見ぃつけた!w(゚o゚)w ワオー!
「ウマノスズクサ」!!

10年ぶりに こんな近くで再会とは!!


きょうはこの「ウマノスズクサ」をお届けします。

名の由来は、六つに裂開した球形の実の裂片が
垂れ下がっているのを、馬の首にかける鈴に見立て
「馬の鈴草」というらしい。

ジャコウアゲハの食草で有名です。

つる植物で、葉は三角状狭卵形で互い違いに付きます。

ウマノスズクサの花は花びらはありません。
ガクがサキソフォンのような形の花は雌性先熟で、
匂いで小型のハエをおびき寄せて、花筒の奥の
球形部分(柱頭室)へと誘導。
そこには6本の雄しべと1本の雌しべ(柱頭)があり、
花筒には毛が斜めに生え、一方通行しかできないように
なっているため、ハエは後戻りができずに、そこに
閉じ込められます。
その後、雄しべが花粉を出すと花筒の毛が萎えて、
花粉を付けたハエは部屋から脱出できるようになる・・
という巧妙な仕組みらしい(^_-)-☆。

本州(関東以西)、四国、九州に分布します。
花期は7~9月。
蕾もいくつか付いています↓。

実ができることは非常に珍しいとのこと・・。
ウマノスズクサ科の植物です。

過去記事はこちら→ウマノスズクサ

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エビヅルの雄花

きのう、家のそばの雑木林で、いきなり立派な♂の
カブトムシに出逢いました~w(゚o゚)w オオー!。
なぜか?センダンの葉にしっかりつかまって
いました(@_@;)!
生まれて初めて♂のカブトムシを触ったので、ちょっと
テンション高めの私です~(^m^)ムフ。

さて、きょうは・・森の中で出逢ったエビヅル、
そのエビヅルに小さな花のようなものが・・。


近づいて見ると、どうやら雄花のようです。

糸状の雄しべが目立つ雄株の雄花。
ホソヒラタアブが来ていました。

葉は互い違いに付き、葉の縁には、葉脈の先が突き出た
棘のギザギザがあります。


葉裏は毛が多く、白っぽく見えます。

花期は6~8月。

過去記事はこちら→エビヅル

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コクラン

ひと月前に甥と義母が立て続けに亡くなり、1ヶ月以上も
ご無沙汰してしまいました。
また、きょうからボチボチとやっていきますので、
よろしくお願いします。

さて、きょうは・・4年越しで出逢うことができた
「コクラン」の花をお届けします。
「黒蘭」と書き、花が黒っぽいことに由来。
薄暗い林縁にあり、花の時期は目につきにくい (^^;)
実ができている時期は比較的、目に入りやすいかも・・。
過去記事はこちら→コクラン花後

草丈は15~30センチ程。

広楕円形で先が尖った長さ5~12センチ程の葉が2~3枚
根元に付きます。
クモキリソウに似た花で、まばらに5~10個付きます。

が、この個体は花が15個も付いていました↓。

花は1センチ程で紫褐色で少し艶があります。
側花弁は細くて反り返り、唇弁は丸っぽくて中央が前に
突き出ています。
遠くから見ると黒っぽい蝶ネクタイに見えます(^^;)。

花期は6~7月。

本州(茨城県以南)、四国、九州に分布します。
ラン科の植物です。

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