マサキ

朝も晩も夏の虫の声がします。
窓を開けて涼しい風が吹いてくると、つかのま、生き返ったような
気がします。

コシアキトンボが、今年も6月からマンションの樹上や
上方の空間を旋回しています。

さて、きょうは「マサキ」の花をお届けします。
実家の庭にマサキの木があったのに、つい最近気が付きました。
マサキです↓

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今まで全然気がつきませんでした。
知多の海岸でも目に付いたのに実家にあったとは・・燈台下暗しですね。
ちょっと前からマサキの薄黄緑色の可愛い花が咲いていました。

蜂が花のまわりを飛びまわっています。
花びらは4枚、雄しべも4本。
雌しべは1本で写真ではわかりづらいですが、先が短く4つに
分かれています。

縁に浅いギザギザがあり厚く光沢のある葉は、短い葉柄があり、
向き合って付いています。

園芸種のキフクリンマサキもそばに植わっていました。↓

花はマサキの花と同じです。↓

北海道南部以南、本州、四国、九州、琉球、小笠原に分布します。

ニシキギ科の植物です。

過去記事はこちら→マサキの実

シャシャンボ

相変わらず、体に力が入らず、声にも元気がないですが、どうにか
一日、一日やり過ごしています。
きょうで6月も終わりですが、今月はムクドリやキジバト、ツバメの
姿をよく見かけました。

買い物の途中、多数の白くて小さな壷形の下向きの花が房状に
付いている木を発見。
じつは数年前からいろんな場所で時々見かけていたのですが、
なかなか写真が撮れませんでした。
「シャシャンボ」の花のようです。
きょうはやっと「シャシャンボの花」をお届けできます。

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花は小さな壺形で、長さ5ミリ程です。
その先端は5つに分かれ、反り返っています。

そして、花の柄や花の表面には白くて軟らかい短毛が密生しています。

また、葉は互い違いに付いており、葉の縁には浅いギザギザがあります。
革質の葉の先端は尖っており、上下の側脈が葉縁で繋がっています。
葉の裏は少し白っぽく、主脈の上に小さなトゲのようなものがあり、
触るとひっかかりが感じられます。

過去記事はこちら→シャシャンボの実

ツツジ科の植物です。

ギンバイカ

ここ2ヶ月程今までにない体調不良に陥り、体調の良い時が少なく
通院などして正直まいっていましたが、きのうから少し声が出る
ようになり、何とか体調を取り戻すため、きょうは徒歩で買い物に
出てみました。

初めて歩いた道筋に、白い花がいっぱい咲き始めた生垣が、
目に飛び込んできました。

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帰宅して調べたら「ギンバイカ」でした。
きょうは「ギンバイカ」をお届けします。

「銀梅花」と書きます。
花びらの色が純白(銀)で、咲き始めの様子が梅の花に似ているため
名付けられました。

地中海沿岸原産のフトモモ科の常緑樹で、高さは4~5メートル程に
なるそうです。

光沢のある濃い緑の葉が向かい合って付いており、蕾のうちは真ん丸で、
やがて、しべの目立つ純白の花が次々と咲いてくるところが素敵です。

英名は「マートル」、マートルと言えば・・、
先般行われた英国のロイヤルウエデイングブーケの中に入っていた
お花ですね。