アメリカヤマボウシ

おととい、雨が上がり強い風が吹いたので、イチョウの雄花
舗道の上にいっぱい落ちていました。
昨日、信号待ちをしていたら、ヒラドツツジが
とても綺麗に咲いていました。
今朝、風があるせいか、窓から見える猿投山も、
久しぶりにくっきりと見えました。
すっかり春の装いです。

さて、きょうは遅まきながら「アメリカヤマボウシ」を
お届けしたいと思います。
北米原産で、日本のヤマボウシに似ていることから
名付けられました。
別名は「ハナミズキ」、こちらのほうが有名ですね。
♪空を押し上げて~♪の歌を思い出しますね(☆^ー゚)b

日米親善の花として有名で、今から100年程前、
東京市長がワシントンに桜を贈ったお返しに
ハナミズキ60本が贈られてきたそうです。
贈られたハナミズキの原木は今は1本を残すのみです。

落葉小高木です。
樹皮は灰黒色。

このように街路樹にも植栽されています。
各地に「ハナミズキ通り」がありますネ。
満開で雪が覆いかぶさっているようです。
その他、公園や庭木にも使われています。
ミズキの仲間は枝が横に張るので、ある程度、
広い場所が必要です。

白や紅色の4枚の花びらに見えるのは、ガクが変化した
総苞片で、先が凹んでいます。
本当の花は総苞片の中心に集まって、
黄緑色で4枚の花びらを持つ。
雄しべは4本、雌しべ1本。
葉の長さは10センチ程で、卵状楕円形~卵円形。
葉先は尖り、縁はすこし波打つ。
葉裏は粉白色です。
ミズキの仲間は葉脈が弧を描くように伸びるのが特徴です。

花期は4月下旬~5月初旬 。

秋には紅葉します。

ミズキ科の植物です。